皆さんは、ときに『自分はどうして生まれてきたのか?生きる意味と何なのか?』と哲学チックに思いふけることありませんか?
特にテロや紛争などが時折発生し混沌としている現代社会において、ふと、『自分は不必要な人間ではないのか?』と考えさせられ息苦しさを感じることがあります。
そんな悩みを吹き飛ばしてくれるような涙あふれる楽曲が、TVアニメ『王様ランキング 勇気の宝箱』のエンディングテーマにも起用されているAimerさんの新曲『あてもなく』です。
本記事では、そんな涙あふれるAimerさんの新曲『あてもなく』の歌詞の意味や世界観、曲調・音楽性を筆者独自の見解で解説しながらその魅力をご紹介していきます。
Aimer『あてもなく』のwiki風概要
出典:https://www.billboard-japan.com/
TVアニメ『王様ランキング 勇気の宝箱』のエンディングテーマにも起用されているAimerさんの新曲『あてもなく』のwiki風概要はこちらです!
楽曲名:あてもなく
アーティスト:Aimer
リリース:2023年5月10日(予定)
収録形態:22thシングルに収録
作詞:aimerrhythm(作詞時のAimerさんの別名義)
作曲:飛内将大
編曲:玉井健二・飛内将大
レーベル:SACRA MUSIC
タイアップ:TVアニメ『王様ランキング』エンディングテーマ
冒頭で、『生きる意味とはなにか?』といった重苦しい話をしましたが、それだけ考えさせられる楽曲でもあり、涙溢れる温かみのある楽曲でもあると初めて聴いたときから印象深く頭から離れないAimerさんの新曲『あてもなく』。
先日ご紹介した『escalate』や『crossovers』にも言えることですが、誰もが抱える闇を一旦吐露した上で、そこから救われる癒やしがちゃんと用意されているので、万人が聴いて共感できる楽曲に仕上がっているのです。
筆者自身、ポジティブになれと綺麗事を並べポジティブを強要される方をSNSなどで見かけるたびに、『ネガティブも良いし立ち止まっても良い。その代わり思い切り泣いたあとは少しでいいから前に進んで笑顔を見せて。』と投稿しています。
大抵の方から、『ポジティブだけで良い!無理矢理でも笑顔にならなければ幸せなど訪れない』とお叱りの言葉を頂きますが、正直気持ち悪さしかありませんでした。
だって、人間なんだからネガティブもポジティブもあるでしょうし、自然と笑顔にならないと意味がないですからね。
それでも時に自分の考えが違っているのだろうかと疑心暗鬼に陥ることもあります。
圧倒的マイノリティな意見ですから、批判受けるたびに凹みますので…
そんな負の思考を、Aimerさんは『あてもなく』という楽曲で完全否定し、私の考えが間違っていなかったことを教えてくれたような、そんな気がします。
本当に彼女の楽曲にどれだけ救われてきたことでしょうか。
- 強くなくて良いんだよ
- 優しいままの笑顔があればいい
- くじけたって情けなくないよ
- 笑っているだけでいい
- 立ち止まっても良い
- 痛みは涙が連れ行く
- 真っ直ぐな優しさが絆に勇気になるんだ
など、本当に素敵な言葉の数々が、この『あてもなく』にはたくさん詰まっています.
また、歌詞のラストにもある『大切な言葉が今空を舞ってゆく』というフレーズが語っているように、さきほどご紹介したような素敵なフレーズが多数ちりばめられ音に乗せて空を舞っているように思えてなりません。
正直なところ、筆者が推すAimerさんの楽曲の上位2曲は、
- 1位:ポラリス
- 2位:あなたに出会わなければ〜夏雪冬花〜
と鉄板でした。
しかし、『あてもなく』を聴いてその考えは刷新…
ついに、Aimerさんの楽曲の中で筆者が推す楽曲ランキング1位が入れ替わるほど、『あてもなく』という楽曲は、心温まる名曲であり涙なしでは聴くことができません。
今の時代、コロナや社会情勢の不和などの様々な問題を直視し、息苦しさを感じてしまっている人もたくさんいると思います。
中には自ら命を捨てるなんて人も少なくありませんが、そういう苦境に立たされている人にこそ、Aimerさんの『あてもなく』を聴いてほしい!
『泣いても良いし立ち止まっても良い、くじけて弱音はいてもちっとも情けなくない!』
あてもなくの歌詞にも綴られた一つの哲学ですが、ここがすごく大事なことでもあると、筆者は改て強く感じています。
だって、泣いたり怒ったり愚痴ったり弱音はいたりする感情を出す行為は、次に笑顔になるために必要な休息なのだから…
人間、誰しも陰と陽を抱えて日々生きています。
本当の笑顔に気づけるためには多少の闇も必要でしょう。
だから闇や苦しみを恥ずかしがる必要などなく、ときにさらけ出してもいいので、心から笑顔になれるようにゆっくり休みながら一歩ずつ歩いていきましょうという大切な教えが、Aimerさんの新曲『あてもなく』にはたくさん詰まっています。
ぜひそのことを感じながら、Aimerさんの『あてもなく』を聴いて疲れた心を癒やしてみてください。
きっと楽曲を最後まで聴き終えたあとには涙を流しつつ笑顔になっていく姿を体感できると思いますよ。
※Aimerさんの『あてもなく』MVのリンクを貼っておきます。
本当に素晴らしい楽曲なので、ぜひ一度聴いてみてください。
あなたの笑顔が『あてもなく』最大のテーマ
ときに格好良くときにシリアスに、さらにはときに癒やされる…そんな楽曲をいつも提供してくれる女性アーティストAimerさん。
彼女の楽曲に心が満たされ癒やされたファンは少なくないことでしょう。
そんなAimerさんが新曲としてリリースした楽曲が『あてもなく』で、今回は、笑顔が最大のテーマとなる心温まる素敵な楽曲に仕上がっています。
先程もお話した通り、『あてもなく』には、『優しいままの笑顔があればいい』と心を和ませてくれるような『笑顔』というキーワードが、サビのいたるところで登場します。
何より『笑ってよ』というフレーズは、あなたの幸せから出る笑顔を求める自然なフレーズとして入ってきます。
今の時代、何かとポジティブを強要されることがありますが、無理して笑ったところであなたが幸せでなければ決して気持ちが明るくなることはありません。
それどころかどこか無理が祟り、心が疲弊してしまうこともあるでしょう。
Aimerさんの『あてもなく』は、あなたが泥だらけで疲弊している時があることもちゃんと理解した上で、ときに泣いたって立ち止まったって大丈夫だから、落ち着いたら笑ってほしいという願いが込められています。
落ち着いた印象のメロディから明るく晴れ渡ったような印象の残るサビへの変化など、笑顔をテーマに世界観が存分に描かれているので、聴けば聴くほど癒やされます。
ぜひ、精神的に苦しい時、あなたの心の癒やしアイテムの一つとしてAimerさんの新曲『あてもなく』を寄り添わせてみてください。
涙を流したあと、ふと笑顔になれる瞬間に出会えるはずですよ。
『あてもなく』の歌詞の意味・世界観
笑顔が最大のテーマとして描かれている印象の強い、今回のAimerさんの新曲『あてもなく』。
では、ここからは、筆者の独自見解ではありますが、『あてもなく』の歌詞の意味や世界観をより掘り下げて解説していきますね。
どこか孤独を抱え歩き続けた主人公の情景
今回のAimerさんの新曲タイトルにもなっている『あてもなく』という意味合いを調べてみると、『途方もなく』もなくという意味が検索されます。
つまり、『あてもなく』は、何の目印もなく闇雲にさまよう様子を表すネガティブな意味を指す言葉と考えるべきでしょう。
今回も、早速、1番Aメロ後半に『あてもなく』というフレーズが登場しますが、やはり良い意味合いでは使われていませんでした。
その歌詞がこちらです!
『ひとりきりだった夜も 数えきれない星々
今もずっと 目を瞑ってみればすぐそこに』
『あてもなく歩き続けた 疲れても歩き続けた
僕はずっと 祈りの中にいたいだけ』
主人公は全くゴール地点がない道のりを、たったひとりで何日も途方もなくあるき続け疲れ切っています。
もうあてもなくただ歩き続け祈り続け、心身ボロボロになっていることでしょう。
もしかしたら、『自分は何のためにあるき続けているんだろうか?』なんて自己嫌悪に陥っているかもしれません。
笑顔がテーマといいながら、いきなりたっぷりな闇を抱えた主人公の心情が1番Aメロで描かれているのです。
ただ、皆さんよく考えてみてください。
常に笑顔でいる人なんていますか?
何かしらの苦しみや不安を抱え、暗闇の中をさまよっていることって大なり小なり誰にでもあることですよね。
まさに『あてもなく』1番Aメロの歌詞は、そんなみなさんの不安を主人公になぞらえて、あてもなくさまよっている光景として描いているわけです。
傷だらけでもがく主人公に焦点を当てるBメロの歌詞
先程、『あてもなく』の1番Aメロでいきなり途方もなくあるきさまよう主人公の悲しい情景を描いていると解説しましたが、Bメロの歌詞に突入すると、さらに傷だらけでもがく主人公の苦しい情景に焦点が当てられます。
その気になる歌詞がこちらです!
『傷だらけ 泥だらけ
届かない手を伸ばして』
『つかみたい夢や希望のかけら
今すぐ』
傷だらけで泥だらけになりながらも、なんとか未来に向けて良い方向を模索し夢や希望を叶えようと必死にもがく主人公の情景が、この4行の歌詞に凝縮されていますよね。
ただ、Aメロの歌詞にある一人きり何日もあてもなく歩き続け疲れ果てた情景を踏まえて考えてみると、そんな一生懸命頑張る主人公に手を差し伸べるものは少なく、逆に馬鹿にされ嘲笑われていたのかもしれません。
何かを目指し一生懸命頑張る人にこそちゃんと味方してあげないといけないのに、周りの人間は自分の都合ばかり考え、他者を陥れ嘲笑うことで自分を保っている…
どこか現代社会の人間たちの闇の情景をも描いているような気がして、すごく耳の痛い話ではありますが、筆者自身も含め、本当に思いやりのある社会なのかと情けなさも感じさせられるのは気の所為でしょうか…
話を戻しますが、いずれにしても『あてもなく』Bメロの歌詞としては、誰も味方につけることができず何一つあてもない状況でも、夢や希望に向かって傷だらけ・泥だらけになりながら走り続ける主人公に焦点が当てられています。
そして、いつまでも夢が叶うというゴールが見えず、走り続ける主人公の心身が疲弊していく情景が、何かを訴えるかのように強調されて描かれているのです。
サビで一気に救われ『笑顔』になれる歌詞
ここまで『あてもなく』の歌詞を見ていて、『どこが笑顔をテーマにした楽曲なのか?』と疑問に持った方も少なくないと思いますが、そこはAimerさんらしさが溢れ出ていて、最初から笑顔を語ることはありません。
一旦人間が持つ闇をしっかり描き共有した上で、救いとなる癒やしを蜘蛛の糸を垂らすかのように差し出してくれています。
その蜘蛛の糸こそが『笑顔』であり、今回の『あてもなく』の最大のテーマなのです。
そんな笑顔にしてくれる1番サビのパートの歌詞がこちらです!
『笑っていて 笑っていて 強くなくていいんだよ
優しいままの その笑顔が 笑顔があればいいよ』
『曇り空も全部吹き飛ばすような
君だけの笑顔が 力に強さになるんだ』
このサビでは、強くなくて良いしそのままの笑顔でいいから笑っていてほしいという想いがストレートに綴られていますよね。
ときに大病を患い余命宣告を受けた患者が笑いによって奇跡の回復を見せるかのように、人の笑顔には人間の心身を癒やす素敵な力が宿されているという話もよく耳にします。
きっとAimerさんは、そういった不思議なパワーにもスポットを当てて、最後は救いとなるように笑顔になれるような歌詞を散りばめサビを満たしてくれているのだと思いますよ。
みなさんも、もし、この楽曲の歌詞に登場する主人公のように、何かに傷つき苦しんでいるのであれば、足を止めて一度『あてもなく』を聴いてみてください。
きっと、苦しみから解放され自分を許し癒される瞬間に出会うことができると思いますよ。
主人公の夢・希望が何か示した2番以降の歌詞
さて、冒頭の歌詞の解説から主人公はあてもなく夢や希望に向かって歩き続けたと解説してきましたが、そもそも、傷だらけ・泥だらけになりながらも叶えようとした主人公の夢・希望とは何だったのでしょうか?
その答えが、2番以降の歌詞で明らかにされていきます。
特に2番Aメロの歌詞は、その答えが如実に表れているのです。
そんな気になる2番Aメロの歌詞がこちらです!
『誰かを守ることも 戦うための勇気も
形だって 重さだって 一つじゃなくて』
『小さな指を繋いでた その温もりを信じてた
僕はそっと 心に触れて痛いだけ』出典:https://www.uta-net.com/song/336474/
正直なところ、筆者はこの歌詞を見てハッとさせられました。
なぜなら、『あてもなく』に登城する主人公は、別に何か大きな財産や名誉・栄誉を手に入れたいと考えていたわけではなく、単純に平凡でも良いから大切な人と共に日常を過ごしていたかっただけだったということがわかったからです。
大切な人を守りたい…
その一心で、主人公は途方もない道のりを歩き続けていたと知り、思わず涙してしまったのは筆者だけではないと思いますよ。
何かと混沌とした現代社会において、紛争・戦争なども重なり、ささやかで平凡な日々を過ごすこともときに困難だったりしますよね。
泥だらけに・傷だらけになりながらあてもなく歩き続けた主人公の姿は、まさに、今の時代を過ごす私達そのものを象徴しているのではないでしょうか。
そして、それぞれの大切な誰かを守り、ささやかでも良いから平凡で笑顔の絶えない幸せな日々を過ごしたいという想いが、笑顔というテーマに乗り『あてもなく』の歌詞として紡がれていたのではないかと思います。
その要素が特に2番の歌詞で紡がれていますので、ぜひ、その一つ一つを味わいながら『あてもなく』を聴いてみてくださいね。
『あてもなく』の曲調・音楽性
笑顔をテーマにしながらも、Aimerさんらしさ全開に誰もが抱える闇を提示した上で、笑顔に満ち溢れるような救いをもたらす名曲へと仕上がった新曲『あてもなく』。
それは、歌詞だけに留まらず曲調・音楽性でも多分に表れています。
では、早速、『あてもなく』の基本となる楽曲構成からみていきましょう。
まず、『あてもなく』の曲構成はこちらです!
イントロ→Aメロ→Bメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→サビ→間奏→サビ→サビ’(エンド)
あくまで、ざっくり曲構成を分解した感じで解説しておりますが、音楽の教科書に登場するようなシンプルな基本構成ですよね。
ただ、この手の構成はAimerさんの最も得意とする構成のような気がします。
イントロがある無しという違いや、曲間の長短などの違いはもちろんありますが、
- 茜さす
- ポラリス
- crossovers
などにも、ある種、似通ったところがあり、その一つが今回の『あてもなく』でも展開されたこのシンプルな曲構成にあるように筆者は考えているのです。
確かに先日ご紹介したcrossoversでは、イントロもほぼなく突然Aメロから始まり、サビに入るまで短く展開されるトリーッキーな構成でしたが、それ以外についてはあまり凝ったことはしていません。
例えば、先日ご紹介した『escalate』のような2番のAメロを極端に短くしてみたり、『花びらたちのマーチ』のようにBメロがほぼ不在で、2番もメロディが極端に短い超シンプル構成といったことはしていません。
淡々というとまたちょっと違うのかもしれませんが、オーソドックスで基本に忠実な曲構成であるというのが『あてもなく』の大きな特徴と言えるでしょう。
また、イントロからAメロ後半に入るまでほぼピアノとAimerさんの歌声だけというかなり静かな入り方をしている点も一つの特徴として挙げられます。
これは、『茜さす』でも見られた特徴ではあるのですが、Aimerさんの楽曲では、闇を表現するのに、淡々とメロディだけで展開していきAメロ後半からサビへと少しずつ盛り上げていくような展開がよく見られます。
あくまで筆者の憶測ではあるのですが、もしかしたら、『あてもなく』の歌詞で描かれたように、途方もない闇の中をあるき続ける物悲しさを静かに表現されているのかもしれません。
そして、『笑顔があれば良い』という言葉で救われる主人公の明るい心情を楽曲で徐々に盛り上げていくことでより強調しているのだと思うのです。
シンプルだけど、Aimerさん流の巧みな音楽イズムが存分に詰まっている珠玉の作品が『あてもなく』であると言えるのかもしれませんね。
楽曲そのものも歌いやすく馴染みやすいからこそ、ただ闇と共有する歌詞だけでなく、メロディそのものが共感も得られやすくなっているので、ぜひ、みなさんもその点にも注目して、Aimerさんの『あてもなく』を聴いてみてください。
きっと、どこか心地よく心が癒やされる瞬間に出会えるはずですよ。
空を舞う大切な言葉とは?
最後に、サビのラストに綴られている空を舞う大切な言葉の意味について、筆者の考えをお話していきます。
まず、サビのラストの歌詞として、
大切な言葉が今 空を舞ってゆく
と綴られていますよね。
言い換えれば、『空を舞う大切な言葉』ということになるわけですが、では、その大切な言葉とは一体何を指しているのでしょうか?
あくまで筆者の推測ではありますが、『空を舞う大切な言葉』の正体は、序盤でお話した
- 強くなくて良いんだよ
- 優しいままの笑顔があればいい
- くじけたって情けなくないよ
- 笑っているだけでいい
- 立ち止まっても良い
- 痛みは涙が連れ行く
- 真っ直ぐな優しさが絆に勇気になるんだ
といった、あなたを笑顔でいさせてくれるような優しい言葉だったのではないかと思います。
今回の『あてもなく』で描く最大のテーマは笑顔にありました。
誰しも、どんな状況でも大切な場面ほど緊張が走り、また、結果が伴わないことで無力を感じたりもすることがあります。
そんなときに、先程の言葉があなたのことを優しく包み込んでくれて
『優しいままの その笑顔が 笑顔があればいいよ』
とあなたの存在自体を認めてくれたら、どんなに安心できることでしょうか。
何よりも大事なのは愛するあなたがそばにいて笑顔でいてくれることです。
事実、『あてもなく』では、
『どんなにボロボロでも泥だらけでも、あなたが笑ってくれているだけで、それが多くの人にとっての勇気や救いにもなっているんだよ』
という内容の歌詞が綴られています。
また、主人公があてもなく彷徨いながらも叶えようとした夢・希望は、愛する誰かを笑顔でいさせることであったようにも感じます。
そのことからも、やはり、『空を舞う大切な言葉』とは、笑顔を引き出すための大丈夫だよという安心感を得られるような言葉の数々だったのではないかと思うのです。
『あてもなく』のサビのラストで
大切な言葉が今 空を舞ってゆく
と綴られているのも、ちゃんと明確な意味があったわけです。
そのことが、歌詞の意味や曲調・音楽性など様々な角度から解析していくと見えてくるのかなと、ふと感じました。
そして、どこかで心が救われ曲を聞き終えた頃には、涙を流しながらどこか心が救われたような気がしたわけです。
もちろん、この意見は、あくまで筆者自身の考えでしかありませんが、間違いなく誰が聴いても心安らぐ楽曲であり、多くの人を笑顔にしてくれるような気はしますよ。
ぜひ、なにかに躓き心が苦しくなった際には、Aimerさんの『あてもなく』を聴いて、あなた自身の頑張りを認め、許す気持ちを持ってみてください。
きっと、どこか心が救われた気になり自然と笑顔になれることと思いますよ。
Aimer『あてもなく』のまとめ
今回は、Aimerさんの新曲『あてもなく』の歌詞の意味や世界観、曲調・音楽性を筆者独自の見解で解説しながら、楽曲が持つ魅力を掘り下げてご紹介いたしました。
今回の『あてもなく』の最大のテーマは笑顔であり、大切なあなたが、泥だらけ・傷だらけで苦しみ続けることなく、自然と安心感や笑みを出させてくれるように、この楽曲を通じて『大切な言葉』をたくさん伝えてくれている気がします。
もし一生懸命頑張っても結果が伴わず、精神的に苦しみ続けているならば、Aimerさんの『あてもなく』を聴いて見てください。
きっと今までの努力が報われ笑顔になれる瞬間に出会えるはずですよ。