バンドでベーシストを努めていた父親や、椎名林檎さん、宇多田ヒカルさんの影響を受け、音楽の道に進み今を迎えている女性人気アーティストの一人Aimerさん。
デビュー当初は音楽番組に出演する機会も少なく、紅白ともあまり縁はありませんでしたが、ついにデビュー12年目にして2022紅白歌合戦出場が決定!
Aimerファンの一人として、彼女の楽曲を聴いてその一年締めくくれるというのはなんとも格別ですね。
そこで、本記事では、そんなAimerさんの紅白出場決定ニュースと共に、紅白で彼女が歌う楽曲予想や他のアーティストからの評価などをまとめてご紹介していきます。
Aimerのwiki風プロフィール
鬼滅の刃・遊郭編の主題歌『残響散歌』などで人気の女性シンガーソングライター・Aimerさんのwiki風プロフィールはこちらです!
アーティスト名:Aimer(えめ)
本名:不明
生年月日:1990年7月9日
出身地:熊本県熊本市
身長:165cm
メジャーデビュー:2011年9月7日
レーベル:SACRA MUSIC(2021年~)
代表曲:残響散歌、茜さす、春はゆくなど
漫画・テレビアニメ作品として子供も大人も関係なく多大なファンから支持を受け続けている人気作品『鬼滅の刃』。
そのTVアニメシリーズとして2021年12月5日より放映された『鬼滅の刃・遊郭編』の主題歌として『残響散歌』が起用された、より強大な人気を得た女性アーティストAimerさん。
Aimerさん自身、デビュー12年目に入り、これまでにも様々なタイアップ楽曲をリリースしてきているので、コアなファンなら彼女の存在を知らないのは『モグリ』といっていいと思います。
ただ、結構コアな楽曲もリリースされてきているので、唯一無二性があって支持も高い女性アーティストでありながら、一方ではライトなリスナーにはあまり知られていないなんてことも…
そんなAimerさんにとって、大きな変革期となったのが、2020年にTVアニメ『炎炎ノ消防隊 弐ノ章』の主題歌として手掛けた楽曲『SPARK-AGAIN』ではないかと筆者は考えています。
『SPARK-AGAIN』は、これまでのAimerさんの楽曲テイストと大きく異なり、かなり攻撃性の高い楽曲に仕上がっています。
そんな『SPARK-AGAIN』をリリース後、少しずつ違うテイスト(ポップで明るい楽曲など)を取り入れ、進化し続けています。
鬼滅の刃・遊郭編の主題歌に起用された残響散歌も、どこかアンニュイなテイストが盛り込まれながらも攻撃性の高い楽曲として多くのファンに支持され続けています。
そして、ついに2022年、Aimerさんの紅白出場が決定し、本人はもちろんのこと多くのファンが歓喜されているはず!
一時期、音楽番組にもあまり姿を見せていなかったAimerさんが、2021年11月に幾田りらさん(音楽ユニットYOASOBIのヴォーカル:ikura)や、miletさんとコラボ楽曲をリリースするなど、多彩な色味を見せ始めていますよね。
ぜひ、根幹部分はそのままに、どこまでも進化し続けカラフルな世界観も見せてくれるAimerさんの音楽性の豊かさを多くのファンに届け続けてほしいです。
唯一無二のAimerサウンド
ジャニーズアイドルやAKB48・乃木坂46系の女性アイドルグループ、はたまた宇多田ヒカルさん、MISIAさんなどの歌姫、緑黄色社会などの音楽バンドなどなど、世の中には様々な音楽で満ち溢れていますよね。
当然大きなくくりとしてある程度傾向が似通った楽曲も多々見受けられますが、筆者個人の見解としては女性アーティストのAimerさんの奏でるサウンドは、他で体感することのできない唯一無二の音楽性といって過言無いでしょう。
筆者自身、Aimerサウンドに対して、ある種の鎮魂歌のような闇との共有を位置づけるサウンドと勝手ながら評しています。
もちろん、この闇との共有というのは何も暗い楽曲と蔑んだ話ではなく、誰もが多かれ少なかれ抱える闇や苦しみの部分にそっと寄り添い共有をもたらしてくれる忖度なしの優しさという褒め言葉として評しています。
筆者が一番大好きなAimerさんの楽曲『ポラリス』なんて、歌詞の意味がわかればこれほど悲しいものはないというくらい心に突き刺さるものがあります。
孤独を抱え生きている意味すらわからないとある人物に、
『「僕は一人だ」そんなこともう言わせない』
と語りかける…
そんな世界観が歌詞で描かれているだけでもかなりダークな世界観と感じませんか?
誰もが孤独を抱える時はありますが、その感情にそっと寄り添い『わかるよ』と共有しながらも、暖かく包み込んでくれるような、そんな感情を湧き上がらせてくれるからこそ、Aimerさんの音楽は唯一無二性の闇との共有ということができるのです。
とはいえ、近年は、残響散歌やSPARK-AGAINのような攻撃性の強い楽曲も増え、バリエーションが幅広くなった感もうかがえます。
確かに、これまでも『ONE』のように、明るい楽曲もありましたがほぼ皆無の状況で、どちらかというとダークよりな印象をのぞかせる楽曲ばかりだっただけに、新たなジャンルへの着手が間違いなくAimerサウンドを進化させていると言えるでしょう。
そして、より幅広い世代へとファンが拡大され、デビュー12年目でようやくつかんだ紅白歌合戦への切符は、今後のAimerさんの活動にも大きく活かされていくことと思います。
ぜひ、2022年の締めくくりに素敵なAimerサウンドで多くのファンを魅了し、翌年以降、Aimerさんが女性アーティストの一人として、さらなる進化を遂げてくれると期待し、彼女の動向を追い続けたいと思う次第です。
紅白出場決定のニュース!
冒頭からお伝えしている通り、歌手デビュー12年目を迎える女性アーティストのAimerさんが、ついに2022年NHK紅白歌合戦に出場を決めました。
このニュースはヤフーニュースでも報じられていましたが、それを観た瞬間、筆者は思わずガッツポーズしてしまったほど、ファンとしては歓喜のニュースとなったことでしょう。
やはり、ここ数年で、配信曲も含めドラマ・映画・TVアニメなどのテーマソング・主題歌に起用されるケースが増え、さらに、miletさん、幾田りら(YOASOBI:ikura)さんとのコラボ楽曲『おもかげ』の大ヒットがAimerさんの人気に拍車をかけたのだと思います。
ちなみにこの『おもかげ』という楽曲は、ソニーのワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」のCMソングとしても起用され現在もテレビCMで時折流れています。
三者三様の個性を見事に融合した珠玉の名曲として完成されているので、みなさんも機会があればぜひ聴いてみてください。
さて、話を戻しますが、これまではダーク寄りな楽曲が多かった印象を持つAimerさんだけに、一年の締めくくりで明るく翌年を迎えようとするNHK紅白にはどうしても不釣り合いな感は否めませんでした。
しかし、ここ数年のAimerサウンドの進化にはただただ驚かされるばかりで、根幹にある闇との共有を描いた世界観のある楽曲に加え、ニーズに応えた、ときにポップで明るくときに攻撃性の高いハイテンションな楽曲なども手掛けるようになったことは大きな進化です。
この進化が、彼女が主題歌・EDを担当したTVアニメ『鬼滅の刃・遊郭編』の大ヒットとともにNHKにも響き今回の紅白歌合戦出場決定のニュースにつながったのだと思います。
ファンとしても非常に楽しみでなりませんし、Aimerさんには、ぜひ、2022年の紅白で大暴れしてファンを楽しませてほしいなと期待しています。
Aimerを絶賛する他のアーティストたち
出典:https://www.sonymusic.co.jp/
Aimerさんの紅白出場決定ニュースは、多くの音楽ファンや関係者の耳にも入っているらしく、ファン以外にも、彼女を絶賛する他のアーティストたちの話もちらほら聞かれるように…
その一人が、サザンオールスターズでお馴染みの桑田佳祐さん。
なんと、桑田佳祐さんは2012年当初にリリースされた全ての邦楽を対象とした自身にとってのランキング上位に、Aimerさんの『あなたに出会わなければ~夏雪冬花~』を挙げた程、Aimerサウンドを高く評価されています。
その他、T.M.Revolutionこと西川貴教さんや阿部真央さんなどのトップアーティストがファンを公言するほど、多くのアーティストから愛されているのですから驚きですよね。
また、日本音響研究所の所長からは、『振幅ゆらぎと周波数ゆらぎが同時に発生している、非常に稀な声の持ち主』と評されたりするなど、彼女の唯一無二感や独特な世界観が高く評価され、今に至っている様子がうかがえます。
はっきり言って、かつての闇の共有で埋め尽くされた世界観ではスケールが独特すぎて紅白では扱いきれないかと思いますが、新たに進化し、盛り上がれる楽曲をも用意したAimerサウンドは、間違いなく2022年の紅白を盛り上げてくれることでしょう。
数々のアーティストが称賛するAimerさんの楽曲がどこまで進化していくのか…
筆者自身、Aimerさんが自身の音楽で描くその景色を、ファンの一人としてとことん追いかけ続けたいと思う次第です。
Aimerが歌う2022年紅白の楽曲予想
出典:https://www.nishinippon.co.jp/
最後に、Aimerさんが2022年のNHK紅白歌合戦で歌うであろう楽曲が何になるのか、筆者自身予想してみたいと思います。
冒頭からお話している通り、どちらかというと玄人好みの唯一無二生を感じさせる楽曲が多いだけに、NHK紅白で歌われるような話題性も高く盛り上がれる楽曲を本命とすると、
- 残響散歌
- SPARK-AGAIN
- ONE
のあたりかなと筆者自身は考えています。
中でも、『残響散歌』は、大人気アニメ『鬼滅の刃・遊郭編』の主題歌に起用され大ヒットした楽曲だけに、話題性も非常に高く今年の紅白を飾る楽曲に最もふさわしいのではないでしょうか。
あくまで、筆者が個人的な希望を捨て客観的に予想するならば、
- 本命:残響散歌
- 対抗:SPARK-AGAIN、ONE
- 大穴:オアイコ、StarRingChild
かなと考えています。
残響散歌やSPARK-AGAINに関しては言うまでもなく紅白で歌ったら間違いなく盛り上がれるメジャー楽曲です。
続いて盛り上がれる楽曲としてONEが候補に挙げられ、オアイコは2022年にリリースされたポップな楽曲、StarRingChildは機動戦士ガンダムUCなどでタイアップに起用された楽曲と、今年の話題性を加味しつつ予想してみました。
もちろん、予想なので大外しになるかもしれませんが、そのときはご容赦お願い致します。
笑。
なんにしても、紅白でAimerさんが何を歌うのか予想するのが楽しみだと思いますし、ぜひ、みなさんも聴き比べしつつ、紅白でAimerさんが歌う楽曲を予想してみてくださいね。
Aimer2022紅白出場決定のまとめ
今回は、Aimerさんが2022年の紅白出場決定というニュースを記念し、Aimerサウンドの魅力や評価、紅白で歌う楽曲予想などを中心に記事にまとめてみました。
ファンだけでなく、桑田佳祐さんを筆頭に多くのアーティストからも多大な評価を受けているAimerさんがデビュー12年で初の紅白選出というのは実に意外でしたが、これまでのダーク寄りな楽曲が多い中では紅白出場は難しかったのかもしれません。
ただ、ここ数年、残響散歌を筆頭とした攻撃性あり、馴染みやすい楽曲をリリースしてきたことで紅白出場を手繰り寄せたのかも…
ぜひ、Aimerさんらしさ全開の音楽を大晦日の日に多くの視聴者へ届けてほしいですね。